僕と漫画の話

漫画の思い出を書き連ねてみようと思います。

【大学編②】漫画家を諦めた日

大学の頃の思い出を書き連ねてみます。
 
前回の話はこちら
 

 

夢のサークル生活

映画サークルに入った。

とは言っても、ゆるーいサークルだった。

いちご100%の真中みたいに、ガチで映画監督になろうというやつはいない。

 

ダラダラと部室でだべって、

たまにふざけた脚本書いて、

ふざけて撮影して、

夏は合宿と称して遊びに行って、

みたいな感じ。

 

それなりに楽しかった。

 


大学になるとまた新しい友人が増えた。

 

映画サークルの人は、映画はもちろん、

アニメや漫画が好きな人が多かったので、

大学時代にまた新たな漫画に出会えた。


よし、映画サークルに入ったのは間違いじゃない。


僕は授業とサークルの合間に漫画を描く事を決意した。

 

漫画家を諦めた日

本気で漫画を描くと決め、まずは東急ハンズかどこかへ行って、
一通り道具を買ってきた。

ペン、インク、原稿、トーン
 
今まではシャーペンでノートに落書きをしていただけ。
 
初めて使うGペンは不思議な感覚だった。

こんなのを使って漫画って書かれているんだ。

本当に「カリカリ」って音がする。

とても楽しかった。

そう、最初のうちは。
 

自分の絵は下手ではないと思っていた。
それなりに描けると思っていた。

けどそれは、シャーペンで何本も線を重ねて描いていた落書きだから、
そう錯覚していただけだった。
 
本物のGペンで描く絵は全然違う。

何度か他の漫画の模写をしてみたり、
オリジナルでキャラを描いてみたりしたけど、
全然納得がいくものが描けない。

そりゃそうだ。
漫画を描くのとノートに落書きをするのは全然違う。

今までは落書きしかしてこなかったんだから、
漫画を描くのが下手なのは当たり前だ。

けど当時はその事実が受け入れられなかった。
 

こんなはずじゃない
もっと上手く描けるはずだ

その思いをバネにして頑張り続けていたら、
もう少し絵は上手くなったかもだけど、
僕はそれが出来なかった。
 

なんか楽しくない。
思ってたのと違う。
めんどくさい。
 

そんな気持ちがどんどん大きくなり、
漫画を描く行為から離れていった。
 

大学の授業が終わったら、サークルの友達とだべって、
家に帰ったらご飯食べて酒飲んで、ニコニコ動画見て、
休日はバイトに行って、帰ったら酒飲んで。

そんな生活を繰り返すようになった。

いつの日にか、ぼんやりと「自分は漫画家にはなれない」という思いが、
確信に変わっていった。
 
本当に漫画家になりたかったんだっけ?
 
漫画を読むのは好きだけど、
漫画を描くのは好きなんだっけ?
 
好きなら寝る間も惜しんで描いているよな。
なんで描かないの?
 
好きじゃないんじゃない?
漫画家になんてなれないんじゃない?
いや無理だよ。
 
そんな思いが連なり、僕はいつの間にか漫画家という夢を捨てていた。
 

やばい、こんな事書いていたら、
なんか落ち込んできた……
 
今の気持ちを整理するために、昔を思い出そうと思ってこのブログを書き始めたのに、
なんか余計に落ち込んできた……
 
こんな事続けていていいのか……
わからん……

続きます。たぶん。